日時ピッカーで設定した2つの値で経過時間を算出して別フィールドに表示させたい

[渡邊 祐介]

カスタムフィールドで作成した2つの日時ピッカーをFromとToと定義づけて、経過時間を算出し、その内容を別のカスタムフィールドに表示したいのですが、対応が可能でしょうか？可能でしたら、対応方法をお伺いできますと幸いです。

※ ToからFromを引いて、時間を出すイメージです。

[M.Shimizu]

2つのカスタムフィールド日時ピッカーFromとToの差分は以下のように、自動化ルール内で利用可能なスマートバリューの日付差分を取得する関数を利用することで取得できます。

• Automation smart values - date and time - 日付の差分 {[date1].diff([date2]).[unit]} 
• 2 つの日付の差異を計算する 

具体的には以下をお試しください。

1. カスタムフィールド日時ピッカーFromとToのカスタム フィールドのIDを確認し、メモしておく
   ＜確認手順＞
   
   1. 画面の右上隅にあるJira 設定の歯車アイコン > [課題] > [カスタム フィールド]をクリック
   2. 検索バーを使用してカスタム フィールドを見つける。
   3. カスタム フィールドが見つかったら、フィールドの右側にある [...] をクリックし、[コンテキストとデフォルト値]をクリック
   4. 「コンテキストとデフォルト値」ページのURL末尾にカスタム フィールドのIDが表示される。
      例：以下のようなURLの場合カスタムフィールドIDは「customfield_10068」となる
      

      https://your-domain.atlassian.net/plugins/servlet/project-config/PROJECTKEY/contexts/customfield_10068

2. 日付の差分を保持するカスタムフィールド（例：日付差分フィールド）を追加する
3. 以下のような自動化ルールを設定する
   
   
   日付差分フィールドで以下のように「diff」を使い日付の差分を取得する

   {{triggerIssue.customfield_10210.diff(triggerIssue.customfield_10211).seconds}}

   
   注意
   -上記の「customfield_10210」、「customfield_10211」の部分は１でメモしておいたご自身の環境の値に書き換える
   - 例では「seconds」を指定しており、差分を秒単位で取得しているが「hours」とすれば時間単位で取得できる。指定可能な単位は以下リンク先参照のこと。
   
   Automation smart values - date and time - 日付の差分 {[date1].diff([date2]).[unit]} 
   2 つの日付の差異を計算する 
   
   
   

ご案内は以上となります。どうぞご確認ください。