2023年5月18日(木)に開催された、アトラシアン主催の『Jira Service Management 製品デモ:問い合わせ管理業務を中心としたユースケースのご紹介』でいただいたご質問とそれに対する回答をご案内させていただきます。
本製品デモは、定期開催(毎月)しております。今回見逃された方や、再度内容を確認されたい方は、こちらから次月以降の製品デモへの視聴登録をお願いいたします。
ご質問 |
回答 |
---|---|
ナレッジベースに過去分の問い合わせ対応内容のドキュメント(非jira service management)を取り込みたいが可能でしょうか |
はい、可能です。 Jira Service Management のナレッジベースは Confluence という情報共有サービス(Jira Service Management に同梱されています)上のものを利用しています。 過去分の問い合わせ対応のドキュメントを Confluence にインポートすることで ナレッジベースとしてご利用いただくことが可能です。なお、ConfluenceにはWord ファイルや Google ドキュメント等をインポートすることが可能です。 |
問い合わせる側もアカウントが必要ですか。 |
お客様を一意に特定するためにアカウントを作成して頂く設定になっています。 ポータルのみのアカウントであれば、メールアドレス、PWのみの簡易なものになります。(設定でログイン不要にしていただくことも可能です。) また、社内のカスタマーはAtlassianアカウントを作成いただくことも可能です。 詳細については以下のドキュメントをご覧ください。 |
現在問い合わせ対応に別インスタンスのjira softwareを使っています。jira service managementに既存のjira softwareのチケットをimportすることは可能でしょうか |
はい、Jira Software のチケットを 別インスタンスの Jira Service Management のチケットとして取り込むことは可能です。課題のインポート機能を利用します。 Jira Service Management の方が 開発プロジェクト管理向けの Jira Software よりも問い合わせ対応に特化して、よりよいサービス運営が可能になる機能が揃っています。是非、ご検討ください。 |
チャットツール上で依頼者側からJiraチケットを起票することもできるのでしょうか? |
はい、Jira Service Management チャット で、依頼側も依頼者側も Jira チケットを起票することが可能です。 |
問い合わせしてくるユーザとして社内ユーザと社外ユーザを想定しています。社内ユーザに対してはSSOログイン、社外ユーザについては別の方法を考えていますが、これは可能でしょうか。また社外or社内ユーザによって閲覧できるドキュメントも制御したいと考えていますが可能でしょうか? |
はい、可能です。社内ユーザーには SSO ログイン、社外ユーザーにはSSOなし、といった制御をすることは可能です。 弊社サービス上の SSO については Atlassian Access という別の追加サブスクリプションが必要となります。 ドキュメントの制御について回答します。Jira Service Management で利用する ナレッジベース (Confluence) の閲覧の制御は Jira Service Management 上のプロジェクト単位で行います。よって「同一プロジェクト上で社内ユーザーのみ閲覧させるナレッジベース」のような設定はできません。 社内用サービスデスクプロジェクトと社外用サービスデスクプロジェクトを分けることによって、それぞれのユーザーに見せるナレッジベースの範囲を分けることは可能です。 |
jira service managementで作成された問い合わせチケットを別インスタンスのjira softwareにimportすることは可能でしょうか |
はい、Jira Service Management のチケットを別インスタンスの Jira Software にインポートすることも課題のインポート機能で可能です。 クラウド版、オンプレミス版間での課題のエクスポート・インポートも可能です。 |
現在運用中のjira software上ですでにatlassian accessを使っています、新しくjira service managementを使う場合は同じatlassian accessのライセンスを流用可能でしょうか |
はい、Atlassian Access は Jira や Confluence のサービスとは別に組織のユーザーのセキュリティを一元的に管理するためのサービスとなります。 Jira Software を利用するために Atlassian Access をご利用されており、同じ利用者が Jira Service Management もご利用されるのであれば、Atlassian Access を改めて契約していただく必要はありませんし、Atlassian Accessご利用分の費用が同一ユーザー様に重複して請求されるようなこともございません。 詳細については以下のドキュメントをご覧ください。 |
English Versionも見れますか? |
日本語の内容とは同一ではありませんが、英語でも Jira Service Management 機能を紹介するデモを定期的に行なっていますので是非ご覧ください。 https://www.atlassian.com/software/jira/service-management/demo |
jira softwareからのimportについてcsvフォーマットに何か制限(フィールド名、件数など)はあるでしょうか |
課題のインポート機能 に記載のCSVファイルの要件をご確認ください。 また、一度にエクスポート or インポートできる課題数は1,000件までですので、1,000件を超える場合、分割して実施していただく必要があります。詳細は以下の記事をご覧ください。 |
Tatsuya Uekusa
Product Advocate
Atlassian Japan
2 accepted answers
0 comments