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[Jira Service Management] 社内向けポータルにおいて、社内向けユーザーのカスタマースキームと通知スキームの二重管理を避ける方法

よくあるお問い合わせ

Q.Jira Service Management(JSM)で社内での問い合わせの対応を社内ポータルとして活用しているが、カスタマースキームとJira通知スキームが二重管理となってしまっています。なにか改善策はありますでしょうか。

Q.下記のドキュメント内に社内向け内部サービスプロジェクトでは、 “カスタマースキームの無効化が推奨” とされていますが、なぜ推奨されているのでしょうか。

カスタマー通知用のカスタマー スキームの無効化

すべてのリクエスト送信者が Jira ライセンスを持っているような内部サービス プロジェクトの場合は、カスタマー スキームを無効にすることをお勧めします。このような場合、ライセンス ユーザー用のスキームで作業できます。

 

解決策・回答

A.カスタマー通知用のカスタマー スキームの無効化 のドキュメントに記載されているように、社内向けポータルのようなJSMのリクエストを送信(起案)するユーザー全員がJiraライセンス(Jira Core, Jira Software, Jira Service Managementのいずれかのライセンス)を保持している場合、カスタマースキームを無効化することで、通知設定をJira標準の通知スキームのみに寄せることが可能です。

 

例えば、社内ユーザー向けのヘルプデスク環境において、リクエストを送信するユーザーが下記のような状態の場合には通常の通知スキームが適用可能になるかと思います。

・ヘルプデスクプロジェクトA: カスタマー権限のみ
・その他のJiraプロジェクトB(Jira CoreやJira Softwareなど): プロジェクト権限あり ※必然的にJiraライセンスユーザー

上記のような場合には、ドキュメントの記載に沿ってカスタマースキームを無効化し、通常の通知スキームのみで通知の管理を運用したほうがカスタマースキームとの二重管理にならずに管理しやすくなる場合がございます(JSMプロジェクトにおいて、カスタマースキームとJira通知スキームの両方が該当する通知の場合には、カスタマースキームが利用された通知が優先されます)。

 

また、注意点として、Jira通知ヘルパー の機能はJira通知スキームの動作を検証するための機能であり、カスタマー通知スキームの設定はヘルパーの結果に考慮されない点ご注意ください。

 


注: 本ドキュメントの内容は、Jira Service Management 4.13.25(Jira 8.13.25) を利用して動作確認を行っております。バージョン次第では、仕様が異なる場合がございます。

 

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