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[Jira Software] 今後の変更予定: Jira課題でリストフィールドに課題単位の制限を導入

※本記事は、Shiraine Liuが2023年9月4日に公開した英語記事「Upcoming changes: Introducing per issue limits for list fields in Jira Issues」を翻訳したものです。内容に相違が見受けられる場合、英文ページの内容を正とします。

2024年3月更新

これまでのご辛抱に感謝いたします。本変更の最初のお知らせとコミュニティ投稿は、お客様の業務フローを更新するための十分な猶予期間を提供できることを期待して約6か月前に行っておりました。しかしながら特に作業履歴の上限について、視認性の改善の余地についてのフィードバックをいただいています。私どもではわずか2週間前の告知を行う意図はなく、また、この変更が多くのお客様において大規模な変更管理プロセスをトリガーさせることを理解しています。
このため、作業履歴の上限の適用を2024年7月まで延期し、この上限に対応するうえで必要となる既存の業務フローの更新を行っていただけるよう、追加のお時間を提供します。具体的な日付の詳細については以下の「作業履歴の上限のロールアウト」セクションをご確認ください。

他のすべての課題エンティティの上限は当初のタイムラインに従って適用されます。

また現在、上限が近づいている課題や上限を超えている課題のIDを管理者が問い合わせるために利用できるAPIの開発に取り組んでいます。これは2024年4月にリリースします。詳細は本コミュニティ投稿で共有します。


2024年1月更新

みなさまから有益なフィードバックをいただき、感謝を申し上げます。この変更の状況について簡単に共有させていただきます。お客様にスムーズな切り替え体験を提供できるよう、お客様からいただいたフィードバックに基づき、上限を超えている既存の課題の変換を停止します

課題ごとのリストフィールドの上限のロールアウトは2024年3月の最終週に開始されますが、制限を超えている他のすべての既存の課題はそのまま維持されます。何らかの変換のロールアウトを行う3か月前に告知を行います。


 

Jira Cloudのパフォーマンスと信頼性を改善するための継続的な取り組みの一環として、課題データの上限を導入します。

これによってプラットフォームの信頼性と効率性を高め、ユーザーにより安定したエクスペリエンスを提供できるようになります。

新しい上限

コメント: 課題あたり5,000件。

作業履歴: 課題あたり5,000件。

添付ファイル: 課題あたり2,000件。

リンクされた課題: 課題あたり2,000件。子課題は含みません。

リモートリンク: 課題あたり2,000件。次のものを含みます。

  • webリンク

  • Confluenceページ

  • 別のJiraインスタンスに存在する外部課題へのリンク

  • 他のアトラシアン製品へのリンク

課題で上限を超えた場合

上限に到達すると、課題にその種類のデータを追加できなくなります。ユーザーには、上限に到達した旨を示すエラーメッセージが表示されます。

上限を超えている既存の課題への影響

すでに上限を超えている課題の既存データへの影響はありません。ただし、既存の課題上で作成される新しい課題データについては、上限が適用されます。

お客様からのフィードバックを受け、現在は上限を超えている課題の変換を停止しています。つまり、すでに上限を超えている既存の課題のデータが、上限を適用するために別の形式に変換されることはありません。

変換の再開日は未定です。日程が決まったら変換の実施方法と併せて、コミュニティ投稿やメールで事前にお知らせします。 

上限が近い課題の確認

管理者はGet Issue Limit Report APIを使い、上限が近づいている課題や上限を超えている課題IDの一覧を取得できます。

上限を超えた課題の移行に伴う影響

移行のアセスメントを行うと、上限を超えている課題を確認できます。上限を超えている課題の変換処理は現在停止しているため、移行に伴う課題データの自動変換はありません。ただし、移行後も新しいエンティティに対して上限が引き続き適用されます。

APIへの影響

影響を受けたバックエンドAPIにおいては、上限を超えると `413 Content Too Large` レスポンスコードが返されます。
詳細については次の変更履歴をご確認ください。CHANGE-1133 

単一の課題ですべての作業履歴を追跡している場合の回避策

単一のJira課題を無期限に利用して作業履歴を追跡するユースケースは便利なプラクティスですが、ベストプラクティスや最適な利用パターンではありません。単一の課題に継続的に作業履歴を追加すると、データサイズの成長に伴ってパフォーマンスや信頼性の問題が発生する可能性があります。

このシナリオの場合、作業履歴の追加用の新しい課題を定期的に (例: 毎四半期) 作成するような自動化された業務フローのセットアップが推奨されます。前後の四半期の課題をリンクすることで簡単に参照できるほか、各課題は管理性が確保されるサイズに維持できるため、プラットフォームの安定性が確保されます。

作業履歴の上限のロールアウト

他のすべての課題エンティティの制限は当初のタイムラインに従ってロールアウトされますが、作業履歴の上限の適用は2024年7月に遅らせます。作業履歴の上限のロールアウトは、テナント単位でエディションごとに段階的に行われます。

  • FreeとStandard: 7/8から7/12

  • Premium: 7/15から7/19

  • Enterprise: 7/22から7/26

お客様の各コホートにおいて徐々にリリースできるよう、ロールアウトは一週間ずつずらして行われます。該当する週の開始前までに業務フローを更新していただくことをおすすめします。

お問い合わせ

この変更についてご質問やフィードバックをお持ちの場合は「Upcoming changes: Introducing per issue limits for list fields in Jira Issues 」記事のコメントセクションでお知らせください。

Jiraエクスペリエンスの信頼性向上に向けた取り組みにご協力いただき、ありがとうございます。

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