本記事ではConfluenceのコンテンツを外部に公開・共有する3つの方法について解説します。
スペース単位でコンテンツをネット上に公開することができます。
Google、Bingなどのサーチエンジンでの検索対象になることが最大の特徴です。ゲストと同様、匿名アクセス者にもページを編集・追加する権限を付与することが可能ですが、ログは「匿名」として残り、アクションの元となるユーザーを特定できない制限があります。
ページ単位でコンテンツをネット上に公開することができます。
Google、Bingなどのサーチエンジンでの検索対象にはならず、公開リンクを共有されたユーザーのみがアクセスすることができます。また、ゲストや匿名アクセスと違い、閲覧のみ可能(編集不可)という制限があります。
|
|||
---|---|---|---|
利用可能なプラン |
Standard、Premium、Enterprise |
Standard、Premium、Enterprise |
Standard、Premium、Enterprise |
設定のために必要な権限 |
ゲストの招待: 組織管理者 |
機能の有効化:組織管理者、サイト管理者、製品管理者 |
機能の有効化:組織管理者、サイト管理者、製品管理者 |
共有対象 |
ゲストとして氏名・メールアドレスを登録されたユーザー |
誰でも |
公開リンクとなるURLを共有されたユーザー |
ページ単位での公開 |
▲ |
▲ |
◎ |
スペース単位での公開 |
◎ |
◎ |
× |
Google, Bing等の検索エンジンのサーチ対象になる |
× |
◎ |
× |
外部アクセス者ができるアクション |
ページ編集・追加・アーカイブ・削除 ブログ追加・削除 コメント追加・削除 添付ファイル追加・削除 アクセス制限追加・削除 エクスポート ※スペース管理者によって任意で変更可能(閲覧のみにすることも可能) |
ページ編集・追加・アーカイブ・削除 ブログ追加・削除 コメント追加・削除 添付ファイル追加・削除 アクセス制限追加・削除 エクスポート ※スペース管理者によって任意で変更可能(閲覧のみにすることも可能) |
閲覧のみ |
制約・注意事項 |
招待できるGuestユーザーは有料ユーザー1名あたり最大5名まで ユーザーの総数 (有料 + ゲスト) が現在の Confluence サイトのユーザー制限を超えることはできない 一度にアクセスできるスペースは 1 つ (管理者によって割り当てられたもの) に限られる ※その他詳細はこちら |
閲覧・編集等のアクションは一律「匿名」で残され、アクションを実施したユーザーを特定できない Googleなどの検索エンジンのサーチ対象となるため、アクセスを特定の人物に限定できない |
閲覧のみ可能で、編集・コメント等はできない 公開リンクの作成が許可されたスペース内では誰でも公開リンクを作成・共有することができてしまう |
ページ右上 アイコン表示 |
「ゲスト」と表示される |
「Sign in」ボタンが表示される |
アイコンなし
|
有効化手順 (サイト単位) |
ユーザーを個別に招待 |
Confluence内歯車アイコン > [グローバル権限] > [公開リンク] > [このサイトで公開リンクを許可する]トグル |
|
有効化手順 (スペース単位) |
Standard |
||
有効化手順 (ページ単位) |
ー |
ー |
|
現在の設定状況の確認方法 |
すでに招待されているゲストの確認方法: |
検索エンジンからページにアクセスできるかどうかの確認方法: ※Google検索時の表示対象となるには1日〜数週間かかる場合があり、公開されてすぐ検索エンジン上で表示されるわけではない点に予めご留意ください。 |
公開リンクがONになっているページの確認方法: [サイト単位(スペース横断)] |
Hiromi Nishida
0 comments