2023年6月21日開催ウェビナー|創業147年の大企業 大日本印刷(DNP)によるアジャイル開発への挑戦 - Jira Software 導入の軌跡

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2023年6月21日(水)に、アトラシアン主催の無料ウェビナー『創業147年の大企業 大日本印刷(DNP)によるアジャイル開発への挑戦 - Jira Software 導入の軌跡』を開催いたします。

本ウェビナーでは、大企業によるアジャイルへの挑戦について、大日本印刷(DNP)より、同社のアジャイル開発推進グループの鶴岡氏と新井氏をお招きし、アジャイルなプロダクト開発を始められた経緯や現状の課題、そして真のアジャイルを組織に根付かせるための取り組みについて、アトラシアンのエバンジェリストがお話を伺います。

ご関心のある方は、事前登録の上、ぜひご参加ください。

後日、本投稿に当日のQ&Aでいただいたご質問とそれに対する回答を追記させていただきます。

 

(以下、6月28日追記)

当日のウェビナーの内容については、こちらからアーカイブ配信を視聴いただけます。
Q&Aの内容については、以下よりご確認ください。

 質問 回答 
1. アジャイルを社内に推進していく中でどのような施策をしているか
アジャイルに興味を持ってもらうためにDNP独自ののボードゲームを開発し、楽しく学んでもらう活動をしています。
2. 経営層にアジャイルを理解してもらうのに良い方法はありますか マネジメント向けのアジャイルの研修を定期的に実施しています。
3. 現在 Advanced Roadmap を利用しているプロジェクトはありますか? 現在、Advanced Roadmapを活用しているプロジェクトはありませんが、社内でワークショップを実施したところ、実業務で使いたいという声が挙がっています。
4. 仮想案件は具体的にどのような案件がありましたか? Dモデルデータをシェアするプラットフォームや、ファッションをレコメンドするサービスなどがありました。
5. Jira Software 以外にもアトラシアン社の製品を使用していますか?
Jira Software 以外にも Confluence を導入しており、当社のアジャイル開発案件では Jira Software とセットで利用しています。
6. 現在の使用率はどの程度ですか?
浸透のための教育は何年で、1年でどれくらいの時間を使われましたか?
使用率というよりはJiraの使用件数となりますが、数十件です。
浸透のための教育は現在も行っています。どれくらいの時間を使っているかは正確にはお答えできません。
7. Jiraはプロジェクトテンプレートを使っていますか?使っている場合はやはりスクラムテンプレートが多いでしょうか? スクラムテンプレートを基本的に使用し、たまに要望があれば別のテンプレートを使用することもあります。大体9割以上はスクラムのテンプレートです。
8. ウォーターフォール開発中心の企業がアジャイル開発を導入する際の課題とその解決策は? 課題は、「アジャイル開発の経験値不足」と「アジャイル開発への誤解」です。前者は、仮想案件で、Jiraのようなツールを通してアジャイルの「型」への理解を深めていっています。後者は、アジャイルを体験できるワークショップなどで、正しい理解を促し、解決をはかっています。
9. 可能な限りで良いですが、Jiraをスクラム使うときに有効なマーケットプレイスのプラグインでおすすめがあれば教えてもらえると嬉しいです。例えば今だとPlanning Poker などはとても使いやすくて良いなと思っています。 Zephyr Scaleなどのテストを管理するプラグインや作業時間を管理するようなタイムシートアプリもおすすめです。テストなどはExcelファイルで管理していましたが、同じサービス上で管理することでリアルタイムに状況が確認できるため、ファイルを探す手間が省けています。
10. 管理部門との情報共有をJIRAにシフトする際の具体的な論点(反発理由等..)は何かありましたか?複数あれば教えてください。またそれらの解決例などあれば教えていただきたいです。 反発はありませんでした。アジャイルで進めることが妥当だと考えている根拠をしっかりと説明し、理解を得たうえで進めることができました。
11. スプリントバックログアイテム、プロダクトバックログアイテムなどをどうやってJiraの課題タイプ(エピック、ストーリー)を設定して使っているか、チームによって異なるかもしれませんが、ナレッジがあれば教えてもらいたいです。 ストーリー、エピックの使い方に特に規制は設けておらず、例えば規模が大きなプロダクトでは、バックエンド・フロントエンドとジャンル分けする際に用いるなど、個々のプロジェクトで使いやすいやり方で設定しています。
12. Advanced Roadmap の使い方と大規模なチーム間連携で興味深い内容だったと思っています。少し抽象的な確認で申し訳なく思いますが「ビジネス的な側面(フロントエンドとバックエンドを含めて一つのプロダクトとしてMVPリリースしたい)というところと、実際の疎結合なスクラムのリリース進捗みたいなところをコラボレーションしやすくなる」という理解をしていますが、そのような感覚でしょうか?
例えば、一つの大規模プロジェクトで、開発チームとデザインチームがあるとします。
開発チームとデザインチームのそれぞれの進捗を同時に確認することができ、両チームを見ながらスクラムの計画を立てることやスクラム全体の計画修正をするときに活用ができると思っております。
13. 階層構造のトップダウンな意思決定から、チームドリブンなアジャイルの組織に変更していくことが、歴史があり大きい企業ほど難しいと思います。
どのようにチームにアジャイルのマインド(自己組織化等)を根付かせていったのか、根付かせるにあたってどのような課題があり、どのように対処したのかをお聞かせ頂きたいです。
上記8の回答をご確認ください。
14. 日本人(特に年配者)は、スコープをがっちり固めてから開始する手法、積み上げ式の考え方かと思います。アジャイルの考え方を受け入れない人たちが多いと思います。かって日本が高度成長期に勝ちまくっていた頃の積み上げ式の考え方に相反するかと思います。どうやって説明(説得)されたんですか?特に、高度成長期を経験した承認する立場にいる人たちの考え方のベースはWaterfallかと思います。最近経験したプロジェクトではGAPが大きすぎて苦労しました。 まだ私たちも試行錯誤している段階です。今後成功事例をつくることが、説得材料になるだろうと考えています。
15. ConfluenceやJIRAにはプラグインが豊富にあるかと思いますが、入れて良かった・オススメできるものはありましたでしょうか?もしくは、野崎様がオススメのものがあれば教えていただきたいです。 Marketplaceの「Trendingや「Top Sellingなどのランキング、カテゴリごとの閲覧、各アプリへの評価やインストール数も利用動向の参考に活用いただけます。なお、アプリもトライアルからご利用いただけますので、是非お試しの上、最適なものを見つけてください
16. アジャイルの浸透にはどれくらいの期間がかかりましたか? 2019年頃から浸透活動を始め、現在も継続中です。
17. 実際に利用画面を見せていただくことはできますでしょうか? 申し訳ありませんが、現在はできません。
18. よく使うJIRAレポートは何ですか?どの指標が理解されやすかったですか?
チームの進捗や作業量などを確認する際に、バーンダウンチャートを使っています。
ベロシティは理解されやすかった感触があります。
19. ソフトウェア開発のプロジェクト以外に、事業性探索のプロジェクトに対し、アジャイル開発をされたことはありますか? 開発をせずにヒアリングを中心とした仮説検証のプロジェクトを実施したことはあります。
20. いくつかツールを比較された、というお話でしたが、具体的にはどのようなツールと比較されたのでしょうか? RedmineExcelなどを比較しました。

 

2 comments

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Louis Kenta Kikuchi
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Those new to the Atlassian Community have posted less than three times. Give them a warm welcome!
June 4, 2023

こちら、個人での参加は可能ですか?応募フォームに個人で参加するという選択肢がなかったので、質問させていただきました。

Chisato Tsuji
Atlassian Team
Atlassian Team members are employees working across the company in a wide variety of roles.
June 5, 2023

@Louis Kenta Kikuchi - ご質問ありがとうございます。個人でのご参加は可能ですので、是非お申し込みください。会社名・部署・役職などの箇所は、「個人」と入力ください。ご参加お待ちしております。

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