[Jira Product Discovery]【要アクション】Jira Product Discovery (JPD) のベータ版から Free プランまたは Standard プランに移行する方法

 ※ 本記事は、Tanguy Crusson が 2023 年 5 月 15 日に公開した英語記事「ACTION REQUIRED: how to move from Beta to the Free or Standard plans of Jira Product Discovery (JPD)」を翻訳したものです。内容に相違が見受けられる場合、英文ページの内容を正とします。

お待たせいたしました。Jira Product Discovery のベータ版をお使いのお客様は、Free プランまたは Standard プランに移行できるようになりました。Jira Product Discovery のベータ版は素晴らしい成果を挙げることができました。お客様の多大なご協力なしでは実現できませんでした。支えてくださったお客様のこの 1 年間のフィードバックに感謝いたします。

Jira Product Discovery Beta をお使いのユーザーは現在ベータ版をご利用されており、Free プランまたは Standard プランへの移行が可能となっております。8月17日までに移行をお願いいたします。

このコミュニティ記事では、この移行を完了するための詳細手順を説明します。この移行に伴ってお客様のデータが影響を受けることはございません。また、Standard プランに移行しない限りは課金されることはありませんのでご安心ください。

Jira Product Discovery (JPD) Free プランおよび Standard プランの価格プラン

JPD には現在 Free および Standard の価格プランがあります。 価格の詳細は、こちらをご参照ください。概要は次の通りです。

  • Free プランでは、無料で最大 3 人の作成者 (Creator)、および、無制限の投稿者 (Contributor) を登録できます。

  • Standard プランでは、作成者と投稿者は無制限です。

    • 作成者には、月額 10 米ドルが請求されますが、ボリューム ディスカウントにより、作成者の数が多いほど、作成者 1 人あたりの支払い額は少なくなります。

    • 投稿者は無料です。

Jira Product Discovery (JPD) の Free プランまたは Standard プランにアップグレードする方法

ベータ版では、JPD 製品へのアクセス チェックを実施していませんでした。これは、Jira 製品の製品アクセスを持つユーザーは JPD にもアクセスできたことを意味します。Free プランおよび Standard プランでは、製品アクセス チェックが実施されます。そのため、JPD 製品へのアクセスを持っている場合にのみユーザーは作成者になることができます。

このページに記載されているアクションの大部分は、サイト管理者 が実施する必要があります。

はじめる前に

JPD には Jira Software のようなユーザーごとの価格設定はありません。本製品から最大の価値を得るユーザーに対してのみお支払いいただきます。これらのユーザーは「作成者」と呼ばれます。JPD に存在する 2 種類のユーザー、「作成者」と「投稿者」については、以下の動画をご覧いただくことをお勧めします。

デモ動画: 作成者と投稿者 (2分) *英語

作成者と投稿者の主な違いは以下のとおりです。

230622_JPD_Community_1.png

詳細は、価格ページ をご参照ください。

ステップ1: Jira Product Discovery 投稿者グループを作成する

最初のステップは、JPD 投稿者グループの作成です。このグループを作成すると、このグループに追加された無償の Atlassian アカウントのユーザーは投稿者になることができます。

画面上部のナビケーション バーから、 [⚙️] > Jira 設定 / [製品] > Jira Product Discovery / [アクセス] を選択します。 これにより、Jira 管理ページに移動しますので、ここで投稿者グループを有効にできます。

手順動画: JPD 投稿者グループを作成する (1分) *英語

 

ステップ 2: 作成者および投稿者を設定する

次に、このサイトで誰を作成者または投稿者にするかを決定する必要があります。

作成者は、Jira Product Discovery への製品アクセスを持つユーザーです。

  1. 画面上部のナビケーション バーから、[⚙️] > [ユーザー管理] > [ディレクトリ] を選択します。

  2. ユーザーを探して、名前をクリックします。

  3. [製品を追加] > Jira Product Discovery の [ユーザー] をクリックし、ユーザーを確認したら、[許可] をクリックします。これにより製品アクセスが付与されます。

投稿者は、以下のいずれかに該当するユーザーです。

  1. 別の Jira 製品への製品アクセスを持つ  

    1. 画面上部のナビケーション バーから[⚙️] > [ユーザー管理] > [ディレクトリ] を選択します。

    2. ユーザーを探して名前をクリックします。Jira 製品 (Jira Software、Jira Service Management、Jira Product Discovery、Jira Work Management) へのアクセスを持つユーザーは、デフォルトで投稿者になっています。

  2. または、グループに追加された無償の Atlassian アカウント

    1. 画面上部のナビケーション バーから、[⚙️] > [ユーザー管理] > [ディレクトリ] を選択します。

    2. ユーザーを探して名前をクリックします。

    3. [グループに追加] をクリックして、ユーザーを Jira Product Discovery 投稿者グループ jira-product-discovery-contributors-xxx に追加します。

手順動画: 作成者と投稿者を設定する

 

ステップ 3 (オプション): サイト管理者から製品アクセスを削除する

デフォルトでは、サイトに新しい製品を追加すると、site-admins ユーザー グループにその製品へのアクセスが与えられます。これは、すべてのサイト管理者が Jira Product Discovery にアクセスし、ライセンスを消費することを意味します。また、Free プランの 3 人の作成者ユーザー制限にカウントされます。

これを防ぐには、以下を実施してください。

  • 画面上部のナビケーション バーから[⚙️] > [ユーザー管理] > [ディレクトリ] を選択します。

  • 左のナビゲーション バーから、[グループ] を開きます。

  • site-admins グループを開きます。

  • Jira Product Discovery に対して「なし」を選択します。

注意: 信頼済みユーザー (廃止済みのユーザー エクスペリエンス) も、サイト上のすべての製品のライセンスを使用します。この場合の唯一の回避策は、site-admin グループから製品アクセスを削除後、ユーザーのロールを Basic または Site-admin のいずれかに変更することです。

 

ステップ 4: プロジェクト アクセスおよびプロジェクト ロールを確認する

次に、3 つの側面からプロジェクトが正しく設定されていることを確認します。

  • プロジェクト ロール

  • プロジェクト アクセス

  • プロジェクトへのアクセスを持つユーザーのリスト

手順動画: プロジェクト アクセスおよびプロジェクト ロールを設定する (3分) *英語

 

ステップ 5 (オプション): 各プロジェクトで投稿者がアイデアを作成するのを許可する

JPD の Free および Standard の料金プランでは、デフォルトでは、投稿者はディスカバリー プロジェクトでアイデアを作成できません。この機能はプロジェクトごとに有効にする必要があります。有効にすると投稿者はプロジェクト内でアイデアを作成できるようになりますが、編集はできません。

  1. ディスカバリー プロジェクトから、[プロジェクト設定] > [アクセス] を開きます。

  2. [投稿者にアイデアの作成を許可する] を有効にします。

  3. [設定] をクリックすると、追加のオプションを設定できます。

手順動画: ディスカバリー プロジェクトで投稿者によるアイデア作成を許可する (3 分) *英語

 

ステップ 6: 設定をテストする

ベータ版では、投稿者はすべての作成者機能にアクセスすることができました。そのため、一度、製品のアクセス チェックを実施し、Free プランまたは Standard プランで製品が正確に動作するように、設定をテストすることをお勧めします。

  1. ディスカバリー プロジェクトから、[プロジェクト設定] > [アクセス] を開きます。

  2. 「Jira Product Discovery のベータ版をご利用中です」というバナーをクリックします。

  3. 「製品アクセス権のチェックを実行」を有効にします。

手順動画: 製品アクセス チェックを使って設定をテストする (1分) *英語

 

ステップ 7: JPD Free プランまたは Standard プランにアップグレードする

請求対象ユーザー (作成者) の数を確認し、Jira Product Discovery の Free または Standard プランにアップグレードする準備が整いました。

  1. 画面上部のナビケーション バーから、[⚙️] > [請求] を選択します。

  2. Jira Product Discovery の [管理] を選択します。

手順動画: Free または Standard プランにアップグレードする (2 分) *英語

JPD は現在月単位での請求のみ対応しており、年単位には対応しておりませんのでご注意ください。ただし、Jira Software やその他の年単位のプランの製品と共存して、JPD を月単位とすることは可能です。

 

ステップ8: Standard プランを利用の場合、新しい請求詳細を追加する必要があるかを確認する

現在、すべてのお客様が Jira と Confluence で同じ請求エンジンが使用されているわけではございません。Jira Product Discovery は新しい請求エンジンでのみ利用可能です。そのため、一部のお客様は、Jira Product Discovery 向けにクレジットカードを再度ご入力いただく必要があります。

請求詳細を確認する方法はこちらの投稿をご参照ください。

必ずお支払い情報をご入力ください。ご入力いただいていない場合には、14日間の無料トライアル後にこの製品は動作しなくなります。

Q: 8月17日までにアップグレードしなかった場合には、どうなりますか。

8 月 17 日までに Free プランまたは Standard プランにアップグレードしなかった場合には、Jira Product Discovery のプロジェクトを開くことができなくなります。 ただし、お客様のデータは 11 月 17 日まで保持されますので、それまでに Free プランまたは Standard プランにアップグレードして頂ければ、すべて以前と同じように機能します。

Free プランまたは Standard プランのアップグレードで問題が発生した場合には、アトラシアン サポートまでお問い合わせください。

  1. ディスカバリー プロジェクトの左のサイドバーから、[フィードバックを送信] 選択します。

  2. [サポートチームの支援を受ける] を選択してください。

手順動画: アトラシアン サポートに問い合わせる (30 秒) *英語

 

 

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