アトラシアンは2020年に、サービスリクエストを扱うための世界最高レベルのネイティブなメッセージ機能を備えたアプリを継続的に開発するため、Halpを買収しました。これまでの数年間でHalpの機能は継続的に進化しており、課題の素早い解決や内部リクエストのサポートをプラットフォームにかかわらず実現しています。この間にHalpのアプリ名をAtlassian Assistに変更し、会話形式のチケットエクスペリエンスをJira Service Managementに深く統合しました。
次のステップとして、Atlassian Assistの会話形式のチケット機能をJira Service Management Cloudのすべてのプラン (Free、Standard、Premium、Enterprise) でご利用いただけるようになったことをお知らせします。
メッセージのチケット変換機能、レシピの自動化機能、重要度によるチケットの優先付け機能など、チャットツールでリクエストを管理するためのHalp機能を多くのお客様にご愛用いただいています。このたび、Halpの機能をJira Service Managementに追加したことにより、お客様はセルフサービスのポータル、400以上のフォームテンプレート、ナレッジベースサポート機能に加えてHalpの機能を活用できるようになりました。
これを受けて2023年5月9日以降、新しいお客様へのHalpの販売を終了します。代わりに、現在ご利用いただいているすべての機能が、Jira Service Management Cloudの各プランで提供されるようになります。新しいお客様が会話形式のチケットシステムをお探しの場合、Jira Service Management Cloudのいずれかのプランにサインアップしていただく必要があります。その後、Jira Service Managementのチャットを、SlackやMicrosoft Teamsと同期したい各プロジェクトに接続する必要があります。
Jira Service ManagementにHalpを統合したことにより、高度な機械学習機能などの、多くのお客様が待ち望んでいた新しく強力な機能を提供できるようになりました。近日中にローンチ予定のAI駆動のバーチャルエージェント (現在はベータ) 機能はAtlassian Assistと同じ会話エンジン上に搭載され、チームがTier 1のサポート対応を自動化して大規模環境で比類のないサービスを提供するのに役立ちます。
すでにHalpをご利用のお客様は2024年6月4日までの間、現在の形式で引き続き製品にアクセスできます。この日を過ぎると、Halpの機能はJira Service Management Cloudのプランをお持ちのお客様のみが利用でき、Jira Service Management内からのみ管理できるようになります。
すでにHalpをご利用のお客様については、可能な限り簡単に切り替えを行っていただけるよう取り組んでいます。新規または既存のJira Service Managementサイトに移動される場合はステップバイステップの移行手順をご利用いただけます。Jira Service Managementのチャット機能の詳細はこちらの製品ガイドでご確認ください。
Jira Service Managementへの移行後は次のようなメリットを活用していただけるようになります。これらは、新しくご利用いただけるようになるメリットのほんの一部です。
あらゆるチームのための単一のスケーラブルなプラットフォーム
改善されたWeb UI、高度なアナリティクスやレポート機能
専用のセルフサービスのwebポータル
組み込みのナレッジベース
専用のJira Cloudモバイルアプリ
現在Halpでご愛用いただいている軽量なサービスエクスペリエンスはJira Service Managementへの移行後も維持され、かつ、さらにスケーラブルなプラットフォーム上で実現されるようになります。
本日、Halpの管理者宛に個々のご契約内容に基づく詳細なメールをお送りしています。また、これらの変更についてのFAQで詳細情報をご確認いただけます。ご利用のHalpサブスクリプションについてご質問をお持ちの場合は当社のサポートチームにお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。
アトラシアン Halp/Jira Service Managementチャットチーム
Ai Hirama
Technical Support Manager
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