[Atlassian Account] 従来の/改善されたユーザー管理エクスペリエンスで適切に組織管理者権限を編集/削除する方法

※ 本記事は、Petter Gonçalves が 2022年2月15日に公開した英語記事 https://community.atlassian.com/t5/Atlassian-Account-articles/How-can-I-properly-edit-remove-org-admins-in-the-Old-and-New/ba-p/1945658 を翻訳したものです。内容に相違が見受けられる場合、英文ページの内容を正とします。

みなさん、こんにちは!

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、アトラシアンでは、製品に対する改善された新しいユーザー管理エクスペリエンスを展開中です。この改善されたユーザー管理エクスペリエンスでは、いくつかのアプリケーション (Jira Software、JSM、Confluence) のユーザー管理が、従来のサイトレベルではなく組織レベルに移行されます。

新たに作成されたアトラシアン組織はすべて、この新しいエクスペリエンスがデフォルトとなっており、既存のアトラシアン製品/組織も徐々にこの新しいモデルに移行しています。

お客様ご自身が組織管理者であれば、admin.atlassian.com から組織に移動して、[ディレクトリ] タブの下に [ユーザー] と [グループ] の各リストがある場合は、その組織では既にこの新しいエクスペリエンスが使われています。

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この改善により、アトラシアンのサイトや組織における管理者の役割も以下の通り変更されています。

従来のユーザー管理では、3つの管理レベルがありました。

  • 製品管理者 – Jira または Confluence の設定にアクセスできる製品管理者には 2 種類ある

    • administrator グループに属する管理者 – 製品設定の管理を行うが、このグループを通じてその製品自体へのアクセスもできる

    • <product-name>-admins グループに属する管理者 - 製品設定の管理を行うが、このグループを通じて製品にアクセスすることはできない

  • サイト管理者 – そのサイトの製品のユーザーおよびグループの管理を行う。サイトの [管理] にアクセスでき、このグループを通じて製品にアクセスできる

  • 組織管理者 –  組織を管理する。admin.atlassian.com から組織の設定にアクセスできる

改善されたユーザー管理エクスペリエンスでは、管理レベルは2つだけです。

  • 製品管理者 – グループメンバーシップによって製品設定 (例えば、Jira および Confluence 設定) を管理する。すべての製品管理者が製品へのアクセスを必要とするわけではない (例えば、Jira 管理者は Jira Software や Jira Service Management へのアクセスは不要など)

  • 組織管理者 – 組織の製品に対してユーザーおよびグループを管理し、admin.atlassian.com から組織の設定にアクセスできる

基本的に、改善されたユーザー管理エクスペリエンスでは、組織管理者にサイト管理者の役割が内包されています。ただし、この記事では、従来の/改善されたエクスペリエンスで発生しうる現状のシナリオに沿って、組織管理者を適切に変更する方法を紹介します。

シナリオ 1 - 自身が組織管理者 で、別のユーザーの組織管理者 権限を付与/削除する必要がある

  1. 改善されたユーザー管理エクスペリエンスをお使いの場合、以下の手順に従ってください。

    1. admin.atlassian.com にログインする

    2. 対象の組織から、[ディレクトリ] > ページの左側から [ユーザー] を選択する

    3. 組織管理者を見つけ、アバターを選択するか、[詳細を表示] を選択する

    4. ページ上部にある 3 点アイコンから、[組織のロールをアップデート] を選択する
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    5. ポップアップ画面で、[組織ロールを削除する] または [組織ロールを追加する] をクリックする

  2. 従来のユーザーエクスペリエンスをお使いの場合、以下の手順に従ってください。

    1. admin.atlassian.com から、自身の組織にログインする。複数の組織が存在する場合には、編集したい組織をクリックする

    2. [設定] > [管理者] を選択する
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    3. 組織管理者権限を付与したい場合には、[管理者の追加] をクリックする

    4. 組織管理者権限を削除したい場合には、関連ユーザーのアクション列から [削除] をクリックします

シナリオ 2 - 自身が組織管理者ではなく、自身や別のユーザーに対して 組織管理者権限をアップデートしたい

この場合、以下のアプローチのいずれかが可能です。

  1. 組織管理者の1人に連絡し、シナリオ 1 の手順を実行することでユーザーへの組織管理者権限の追加/削除を行なってもらう

  2. 組織管理者が誰かわからない場合には、アトラシアンサポート にお問合せください。

シナリオ 3 - 自身が 組織管理者 ではなく、自身または別のユーザーに 組織管理者 権限を追加する必要があるが、現在の組織管理者に設定されているユーザーが退社し、メールアカウントがアクティブではなくなっている

上記のシナリオでは、IT 部門に連絡して少なくとも 1 人の組織管理者のメールアカウントを一時的に再有効化する必要があります。組織管理者アカウントが再有効化されたら、再有効化されたアカウントでログインし、シナリオ 1 の手順に従って新しいユーザーに組織管理者権限を追加できます。 

重要事項:

このシナリオにおいて、2 段階認証を有効にしている場合、アカウントの再有効化ができない可能性があります。このような状況の場合には アトラシアンサポート までその旨をお知らせください。組織管理者アカウントの再有効化を適切にサポートさせていただきます。

なお、2 段階認証の無効化をするためにアトラシアンサポートにご連絡いただく際には、IT 部門の担当者をチケットの共有対象として追加いただくことを強くお勧めします。これによりスムーズなやりとりが可能となり、問題解決までの時間を短縮できます。

シナリオ 2 および 3 に関して

アトラシアンサポート に問い合わせをする必要があるものの、ご自身がサイト管理者や請求/技術担当者ではない場合には、チケットの共有対象にサイト管理者を追加いただくことをお勧めします。より迅速な対応が可能となります。

ありがとうございました!

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