Jira Service Managementでは、複数のロール(役割) があり、ユーザーごとに必要な <ロール> を割り当てることが可能です。
デフォルトで提供されるロールには、Jira Service Management の請求対象となるロールと、請求対象外となるロールがあります。
<請求対象のユーザーロール(役割)>
Jira Service Management の製品アクセスで、以下のロールが付与されている場合、請求対象となります。
※各ユーザーがどの製品やロールにアクセスが付与されているかは、管理画面のディレクトリより、ユーザーアカウント情報を開くと、確認できます。
エージェント*1:カスタマーからの問い合わせに対応します。プロジェクト管理者権限を付与されると、ユーザーロールの割り当てやSLAの設定など、サービスプロジェクトの設定及びユーザー管理が可能です。
ユーザーの招待 | アトラシアン サポート
エージェントが、プロジェクトにアクセスするには、プロジェクトのユーザーとして追加が必要です
プロジェクトごとに、ユーザーを追加し、プロジェクトロールを割り当てることで、プロジェクト内のリクエストや課題を確認することが可能です。
エージェントをサービス プロジェクトに追加する | Jira Service Management Cloud | アトラシアン サポート
必要なプロジェクトロールに割り当てることで、アクセス範囲を管理することが可能です。
<請求対象外のユーザーロール>
Jira Service Management の製品アクセスで、以下いずれかのロールが付与されている場合、請求対象外となります。
カスタマー*2:問い合わせをする顧客です。カスタマーポータルへアクセスが可能です。カスタマーポータル上で、リクエストを送信したり、自身の問い合わせリクエストについて、内容を確認したり、コメントをすることが可能です。
カスタマーは、内部カスタマーと外部カスタマーに分類されます(いずれも請求対象外)。
顧客はどのようなタイプのアカウントを持つことができますか?| アトラシアン サポート
[Jira Service Management] Jira Service Managementのカスタマー管理における最適なアプローチ
ユーザーアクセス管理者*3:製品へのアクセス権限は持ちません。ユーザーに製品ロールを割り当てたり、ユーザーをグループに追加して製品へのアクセスを管理したりできます。
※「協力者」について:Jira製品のライセンスを持つユーザーは、「協力者」として、エージェントと共にJira Service Management内で作業ができます。同じサイト内で、Jira Software に製品アクセスが付与されている場合、Jira Software の請求対象となりますが、Jira Service Management は請求対象外となります。「協力者」は、Jira Service Managementのロールではないので、ユーザーアカウント画面上で、ロールとして表示されません。
*1 サイトを作成したユーザーは、サイトの組織の組織管理者に自動で設定されます。
組織管理者は、組織内の最高レベルの管理権限を保有しており、Jira Service Management のエージェントロールは自動で付与されます。よって、Jira Service Management で、請求対象となります。
管理者ロールのさまざまなタイプについて | アトラシアン サポート
*2 2023年3月までにサイトを作成されている場合、<カスタマー> ロールは、表示されない場合があります。その場合、ユーザー(エージェント) のロールが付与されていない場合で、請求対象外となります。
*3 <ユーザーアクセス管理者>ロールは、ご利用頂けない場合があります。こちらのロールは、段階的に、既存サイトへ適用予定です。表示がされない場合は、まだこのロールを利用することはできません。
各ロールの詳細は、下記のドキュメントをご参照ください。
Jira Service Management におけるプロジェクト トールとは | Jira Service Management Cloud | アトラシアン サポート
Aya Kikuchi
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