Jira Cloudの使用量上限はJira Cloudの各製品の契約内容により決まります。
例えばJira SoftwareでPremium契約がある場合は、1,000xユーザー数となるのでユーザー数が10名の場合はJira Softwareで10,000回/月 の使用量を持つことになります。
参照: 使用量の計算方法 | クラウド自動化 Cloud | アトラシアン サポート
ここで、仮に下記のような契約をお持ちとします。
- Jira Software(Premium 10 user)
- Jira Work Management(Premium 10 user)
この条件だとJira Work Managementプロジェクト内で自動化は月に1000回が上限となりますが、Jira Softwareでは上限が10000回となり、Jira Work Managementで1000回を超えてしまったがJira Softwareでは10000回も使用していない場合がございます。このような場合はJira Work Managementの自動化のスコープを変更することでJira Softwareの使用量を使用することが可能です。
使用量の計算方法 | クラウド自動化 Cloud | アトラシアン サポート より抜粋
ルールが Jira Cloud の各製品に請求される仕組み各自動化ルールは製品に割り当てられ、その製品の月間上限にカウントされます。これは次の基準に基づいています。
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具体的には下記2つの方法がございます。
自動化のスコープをグローバルに変更
Jira SoftwareプロジェクトをJira Work Managementの自動化のスコープに入れる。(Jira Softwareのダミープロジェクトを作る等の方法がございます)
注意事項: 自動化のスコープを変更すると、自動化の管理にはプロジェクト管理者権限ではなく、Jiraの管理者グローバル権限が必要となりますのでご注意ください。(参照: Jira Cloud 自動化ルールに必要な権限 | Cloud 自動化 Cloud | アトラシアン サポート )
また本件についてはJira Cloud間で自動化の上限を共有してほしいという機能リクエストAUTO-984 - Ability to use total automation limit usage in a site(JWM,JSW,JSM) GATHERING INTERESTもございますのでよろしければご確認いただければ幸いです。
K_ Ariga
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