※ 本記事は、Irene が 2023 年 6 月 1 日に公開した英語記事「Introducing the new Parent field in company-managed projects」を翻訳したものです。内容に相違が見受けられる場合、英文ページの内容を正とします。
Jira Community の皆様、こんにちは!
過去 1 年間、企業管理対象プロジェクトでのエピックの名前変更に関連するアップデートについてお知らせしてきました。
最初の発表では、Jira でエピックにバグ、ストーリー、タスクを関連付ける方法を次のように改善することに取り組んでいることをお知らせしました。
課題ビュー上の既存のエピック リンクおよび親リンクフィールドを、親フィールドに置き換える
チーム管理対象プロジェクトに表示されている[親を追加] 機能を企業管理対象の課題ビューに追加する
新規課題の作成時のエピック リンクおよび親リンクフィールドを親フィールドに置き換える
新規ワークフロー トランジションを作成時のエピック リンクおよび親リンクフィールドを親フィールドに置き換える
parent JQL 関数を拡張して、epic link、parent link および parentEpic 関数の機能を組み込む
この記事では、これらのアップデートに含まれる内容の概要およびこれらの変更に備えるために必要な準備の概要を説明します。
課題ビューのエピック リンクおよび親リンクフィールドは、まもなく親フィールドに置き換わります。
また、課題にエピックを追加するのが難しい場合があるというご意見もいただきました。そのため、チーム管理対象プロジェクトでの作業方法と同じように、課題のパンくずリストから直接親を追加できる機能を追加します。
また、アクション ([...]) メニューやキーボード ショートカットからも親を追加できるようになります。
Jira Software Premium では、親リンクもパンくずリストに移動します。表示するために課題ビューを設定する必要はなくなります。
この特定のアップデートに備えて Jira で必要な作業はありません。
課題ビューにエピック リンクまたは親リンクフィールドが含まれている場合、これらのフィールドは自動的に置き換えられ、既存の値はすべて新しい親フィールドに移行されます。
Jira で新たに課題を作成する際、エピック リンクおよび親リンクフィールドは、親フィールドひとつに置き換わります。
この特定のアップデートに備えて Jira で必要な作業はありません。
課題作成レイアウトにエピック リンクまたは親リンクフィールドが含まれている場合、これらのフィールドは自動的に置き換えられ、既存の値はすべて新しい親フィールドに移行されます。
Jira で新しいワークフロー トランジションを作成する際、ワークフロー エディター上でエピック リンクおよび親リンクフィールドは親フィールドに置き換わります。
この特定のアップデートに備えて Jira で必要な作業はありません。
ワークフロー トランジションでエピックリンクと親リンクを使用している場合、本アップデート後も引き続き使用できますが、新しいワークフロー トランジションでは エピックリンクおよび親リンクフィールドを使用できないため、代わりに親フィールドを使用する必要があります。
これらのアップデートを反映させるため、JQL 関数にも若干の変更を加えています。JQL 関数 parent を拡張し、epic link、parent link および parentEpic 関数の機能を取り込みます。
これらの関数は既存の JQL 検索では引き続き使用できますが、新しい検索では使用できなくなります。代わりに、チームは JQL 関数 parent を使用する必要があります。
保存済みの検索および JQL クエリ (JQL でバックアップされたボードを含む) の大部分は、このアップデートのロールアウト後も同じ結果を表示します。
ただし、場合によっては、JQL 関数 parentを含む JQL クエリの結果が以前よりも多く表示されることがあります。これは、既存の保存済みフィルタで以下を使用している場合に影響する可能性があります。
parent is empty
parent is not empty
parent = xyz
parent != xyz
parent in (xyz, abc)
parent not in (xyz, abc)
注意: 本アップデートは、企業管理対象プロジェクトの課題にのみ影響します。チーム管理対象プロジェクトの課題は影響を受けません。
影響および推奨ソリューションの詳細は、「今後の変更:「エピックリンク」から「親」に置き換え」をご確認ください。
これらの変更は、今年後半から順次展開予定です。リリースが近づきましたら、またお知らせいたします。
これらのアップデートについてご質問やご意見がございましたら、下記のコメント欄にてお知らせください。
S. Ishida
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