※ 本記事は、Ash Moosa が 2023 年 9 月 27 日に公開した英語記事「[Important Notice] Potential change to your Bitbucket Cloud bill」を翻訳したものです。内容に相違が見受けられる場合、英文ページの内容を正とします。
2023 年 10 月 31 日より、Bitbucket Cloud はすべてのワークスペース メンバーを課金対象ユーザーとしてカウントするようになります。これは、プライベート リポジトリにアクセスできるユーザーのみが課金対象となっている現在のモデルからの変更です。この変更により、パブリック リポジトリにのみアクセスできないユーザーや、どのリポジトリにもアクセスできないユーザーを持つお客様は、請求対象のユーザー数が増えるため請求額が増加します。
この変更は、Bitbucket Cloud のユーザーの定義をアトラシアンの他の製品と合わせ、管理者がユーザーおよび予算を管理する際に一貫性を持たせるための取り組みの一環です。この変更によって実現可能となる重要なプロジェクトに、Bitbucket ユーザーの Atlassian 管理 および Access への統合があります。詳細は、「[Bitbucket] 統合ユーザー管理が Bitbucket Cloud にまもなく導入されます」をご確認ください。
現在、請求対象ユーザーは、ワークスペース内のプライベート リポジトリに対する暗黙的または明示的な権限を持つユーザーとして定義されています。たとえば、ワークスペースの [User Directory] ページに 100 人のユーザーがリストされているが、プライベート リポジトリにアクセスする権限を持っているのは 95 人のユーザーだけである場合、現在は 95 人のユーザーに対して請求されます。2023 年 10 月 31 日以降は、請求対象ユーザーの定義が変更され、ワークスペース内のすべてのユーザーが含まれるようになります。つまり、上記の例では 100 人のユーザーすべてが「請求対象ユーザー」になります。
Bitbucket Cloud における今回の課金対象ユーザーの新たなカウント方法は、Jira Software Cloud、Confluence Cloud、およびクラウドとデータセンター全体にわたる他の製品に沿ったものです。
有料プラン: この変更により、新しい請求対象ユーザー数が現在の請求対象ユーザー数を上回った場合、2023 年 10 月 31 日以降の最初の請求サイクルから請求額が増加します。
Free プラン: 無料プランをご利用のお客様で、請求対象ユーザー数が新しい請求対象ユーザー定義に従って 5 ユーザーを超える場合、一部のユーザーを削除するか、ワークスペースを有料プランにアップグレードするまで、ワークスペース内のすべてのリポジトリが読み取り専用になります。
お客様の組織が影響を受ける場合、9 月 29 日または 30 日 (タイムゾーンによって異なります) に、この変更により課金が調整されるワークスペースのリストが管理者にメールで送信されます。この変更の影響を受けるワークスペースを確認し、現在ご利用中のすべてのユーザーを引き続きご利用いただけるようにすることをお勧めします。
現在請求に含まれていないユーザーを確認する方法
自身のワークスペース ページに移動します (https://bitbucket.org/account/workspaces/)
[管理] をクリックします。これは、自身が管理者であるワークスペースでのみ表示されます。
左側のナビゲーションで [User Directory] をクリックします
フィルターのドロップダウンで [Users not on plan] を選択します。これらのユーザーは現在請求対象ではありませんが、2023 年 10 月 31 日以降は請求書に含まれるようになります。注: 新しい料金モデルが有効になるとすべてのユーザーがプランに含まれるようになるため、このフィルターは削除されます。
今後の計画として、残したいユーザーを検討してください。プランから削除する必要があるユーザーについては、そのユーザーに関連付けられている [Actions] メニューをクリックし、[Remove] を選択します。
管理するワークスペースごとにこれらの手順を繰り返します。
問い合わせ先
有料プランをご利用のお客様でご不明な点がございましたら、サポートチームまでお問い合わせください。Free プランをご利用の場合は、コミュニティにご投稿ください。
S. Ishida
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