AWS 環境に Jira Server を構築してみる

目的

評価目的で Jira Server 製品を AWS 環境にインストールをしてみます。プロキシや ELB, SSL はこの記事内では使用していません。

AWS でインスタンスを作成

OS の選択

サポート対象プラットフォーム に記載の OS を選択してください。

Linux について、製品の検証は Ubuntu で実施していますが、RHEL 等 JDK / JRE の要件が満たされている OS であれば利用は可能です。

インスタンスタイプの選択

少なくとも 2GB のメモリを Java に割り当てることが可能なインスタンスタイプを選択する必要があります。無料枠の t2.micro ではメモリ不足でインストールが途中で失敗する可能性があるので気をつけてください。

評価目的の場合、2 GB の Java ヒープ サイズをおすすめします。

Jira をインストール

以下ドキュメントの手順にて Jira をインストール

インストールの際にポートの変更やインストールディレクトリ、ホームディレクトリの指定も可能ですが、今回は全てデフォルトの設定でインストールを行ったと想定します。

http://<public-ip>:8080 にブラウザからアクセスし、UI 画面から Jira のセットアップを完了させてください。 

よくあるトラブル

ログイン後、画面が開くまでに時間がかかる

以下ドキュメントに記載の問題に該当している可能性があります。

Jira はダッシュボードにアクセスする際、自分自身へのアクセスを行います。デフォルト 8080 ポートへのアクセスを制限している場合、セキュリティ設定にて Jira をインストールしたサーバーの パブリックIP も 8080 を許可するように指定してください。

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